主な赤ら顔の原因
- 毛細血管の拡張
- 酒さ(しゅさ)
- ニキビによる炎症
- 皮脂による炎症
- 色素沈着
- 血管腫
顔全体や頬や鼻などの部位が赤くなった状態を赤ら顔といいます。
毛細血管の拡張
血管が拡張し、血流の量が増えることで血管の色が表皮を通して透けて見えることをいいます。
酒さ
原因不明の慢性炎症性疾患で、中年以降の年代に見られます。
ニキビによる炎症
ニキビができることにより周辺の皮膚が炎症し赤みを帯びます。また、炎症が長期化することで真皮や皮下組織に色素が沈着することで赤くなります。
皮脂による炎症
過剰分泌された皮脂と常在菌が反応し炎症を引き起こすことで赤くなります。鼻など皮脂が多く分泌される部位に見られます。
色素沈着
乾燥や紫外線により皮膚に炎症が起き、これが長期化すると真皮や皮下組織に赤いくすみとして色素沈着します。
血管腫
皮膚や皮膚の下に血管が集まり、増えていくことで赤みを帯びることをいいます。