シミ・そばかす・肝斑について

主なシミの原因

シミの仕組み

  • 紫外線によるメラニン色素(シミの原因)の生成活性化
  • 加齢によるターンオーバー(お肌の新陳代謝)低下
  • 加齢による皮膚細胞の再生・修復力低下
  • 心身的要因(睡眠不足、ストレス、疲労など)
  • ビタミンCの欠如(喫煙など)
  • 自立神経やホルモンバランスの乱れ

シミの種類

老人性(日光性)色素斑

紫外線(日光)に当たりやすい部位(顔、前腕、手、上背部)に発症する中年の年代以降の方に多くみられる色素斑(シミ)です。

そばかす(雀卵斑)

両目下から両頬・鼻にかけて多発する小さい斑点をそばかすといいます。
症例1

炎症後色素沈着

炎症(ニキビや湿疹、かぶれ)やすり傷(外傷)、やけどなどの炎症や傷が治癒した後に発症する色素沈着を炎症後色素沈着といいます。

肝斑

両頬や額、口の周りに左右対称にできる褐色斑を肝斑といいます。成年女性に多くみられます。

脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)

褐色や黒色で表面がざらざらして平らに盛り上がったできものを脂漏性角化症といいます。顔や首、体に発症します。

青アザ(あざ)

生後から思春期にかけて発症する青色や褐色の色素斑で太田母斑ともいいます

茶アザ(あざ)

出生時や生後早期に発症する扁平な褐色(コーヒー牛乳色)の色素斑でカフェオレ斑・扁平母斑ともいいます。

正常な肌はシミの原因となる「メラニン色素」を肌のターンオーバー(新陳代謝)により排出します。過剰にメラニン色素が生成されたり(紫外線を多く浴びる)、ターンオーバー機能が低下したり(加齢が要因)、その他心身的なバランスの崩れによりメラニン色素が排出されなくなることで、色素沈着を引き起こします。

こうしてできたシミは、市販の化粧品などでスキンケアを行っても完全に消えることはありません。できてしまったシミ、消えずに残ってしまったシミなどシミでお悩みの方に治療方法があります。